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米国の妊産婦死亡、20年で倍増

 2024年02月08日 10:00

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© Adobe Stock ※画像はイメージです

 米国で妊娠や出産が直接、間接的な原因となり死亡した推定人数が20年間で2倍以上に増加したと、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、1999年から2019年までの米国の人口動態統計データを用い、10~54歳の妊産婦死亡者数などを調べた。

 その結果、米国全体の妊産婦の推定死亡者数は、99年の505人から19年には1210人に増加した。州ごとの出生児10万人当たりの妊産婦死亡率は99年から19年にかけて全ての人種・民族で上昇。特に高かったのは「アメリカ先住民」「アラスカ先住民」で、出生児10万人当たり14.0人から49.2人に上昇していた。

 また、19年の妊産婦死亡率を州別や人種・民族別に見ると、「アメリカ先住民」「アラスカ先住民」「黒人」が他の人種・民族に比べ、ほとんどの州で高かった。(メディカルトリビューン=時事)

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