内臓脂肪を「面積」でなく「体積」で評価する意義を検証
2015年10月06日 09:30
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第70回日本体力医学会大会(9月18〜20日,大会長=和歌山県立医科大学リハビリテーション医学教授・田島文博氏)の期間中,平成24年度の採択プロジェクト研究の成果報告会が行われた。同学会では,日本学術会議体力科学研究連絡委員会の「日本人のための健康体力指標の標準化,及び健康増進・疾患予防のための身体活動に関する推奨・指針作成への提言」を受けて,毎年プロジェクト研究を公募,採択し,その成果を社会に還元する試みを行っている。ここでは2012年4月から今年(2015年)3月まで取り組まれた「内臓脂肪体積に基づく内臓脂肪型肥満の新基準策定」(代表者=立命館大学スポーツ健康科学部教授・真田樹義氏)の研究成果の一部を紹介する。