スギ・ヒノキ花粉の飛散量が今後も増加し続ける地域は?
NPO花粉情報協会・佐橋紀男氏
2015年10月08日 10:10
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NPO花粉情報協会は9月30日のセミナーで,来年(2016年)春における全国のスギ・ヒノキ花粉合算の飛散予測を発表。全国的に飛散する様相で,東日本は過去10年平均並みから多くなる地域が少なくないといった見解を示した(関連記事)。ただし,最近10年間の平均飛散量が大量飛散の目安となる地域が少なくない。同協会事務局長で東邦大学理学部訪問教授の佐橋紀男氏は,船橋市(千葉県),新潟市,東大阪市,福岡市の過去30年間における飛散動向を分析した結果から,最近10年間の平均飛散量が多く,今後も注意が必要な地域があることを指摘した。