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「敗血症診療GL2016」作成で"水先案内人"が活躍

日本救急医学会/日本集中治療医学会,GL委員会の組織づくりで先進的な試み

 2015年11月09日 16:38

 日本救急医学会と日本集中治療医学会が合同で策定する敗血症診療ガイドライン(GL)の改訂版(以下,GL2016)が来年中に公表される。これまで以上に幅広い領域を網羅した大規模GLの完成を目指し,現在,計72人のメンバーで構成されたGL委員会が作業を進めている。その中心は全国各地で救急医療や集中治療の第一線で活躍する若手医師。GL作成に習熟していないメンバーが大半を占める中,いかに質の高いGLを効率的に作成するか―。両学会で検討した結果,組織づくりやメンバーへの教育で先進的な取り組みがなされることとなった。特に注目されるのは中立的な立場でGL策定に関わり,大きな方向性を示す"水先案内人"として活躍する「アカデミックGL推進班」の導入だ。一方で,GL委員会メンバーに対しシステマチックレビュー(SR)や文献検索の講習会が複数回にわたって開かれるなど,地道な教育活動も実施されている。10月21日に東京都で開かれた第43回日本救急医学会のシンポジウム「日本版重症敗血症診療ガイドライン2016に向けて:課題と展望」(司会=千葉大学救急集中治療医学教授・織田成人氏,順天堂大学浦安病院救急診療科教授・田中裕氏)では,これらの取り組みの実態が報告された(関連記事1:全体的なGLの概要関連記事2:注目の改訂ポイント)。

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