ロキタンスキー症候群に対する造腟術の有用性を確認
酸化セルロース膜を使用
2015年11月18日 19:12
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ロキタンスキー症候群(MRKH)は,ミューラー管の形成異常により腟欠損が認められる性分化疾患(DSD)の1つである。横浜市立大学市民総合医療センター婦人科准教授の榊原秀也氏は,第4回日本子宮移植研究会・市民公開講座(11月3日)で,MRKHの病態と診断・治療を解説。その中で,同科で行ったMRKHに対する酸化セルロース膜を用いた造腟術の試みを紹介し,解剖学的,生化学的に有用性が証明されたことを明らかにした。