抗血小板薬2剤併用療法の至適期間決定のスコアを開発
AHA2015で報告
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後の抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)は,いつまで継続すべきか─。薬剤溶出ステント(DES)留置例でこの点を検証したDAPT試験(Dual Antiplatelet Therapy study; N Engl J Med 2014; 371: 2155-2166)※は,第2世代DES登場後のDAPT短縮の流れに一石を投じた。その後の論争を経て最近では,個々の患者の虚血リスクと出血リスクに応じたDAPT期間の個別化を求める声が高まっている。そうした中,米・Beth Israel Deaconess Medical CenterのRobert W. Yeh氏らは,DAPT試験の解析結果を基に,DAPTの至適期間決定の新たな指標として,「DAPTスコア」を開発。同スコア2点未満では,1年を超える長期DAPTの継続により,虚血性イベントの減少よりも出血性イベント増加のリスクが増し,一方,2点以上では虚血性イベント減少から出血性イベントの増加を相殺しても総合的に有益性が大きいことを,米国心臓協会学術集会(AHA2015;11月7〜11日,オーランド)のLate-Breaking Clinical Trialsセッションで発表した。
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