オーラルセックスの危険性,尿道炎既往のない患者では認識率が低い
日本性感染症学会第28回学術大会
2015年12月24日 14:00
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無防備なオーラルセックスの普及が,性感染症の増加の一因となっているといわれている。名古屋泌尿器科病院院長の小島宗門氏はオーラルセックスの現状と危険性の認識率について考察し,「オーラルセックスの危険性の認識率は尿道炎の既往のない患者では53%と低く,認識率の向上が必要」と,日本性感染症学会第28回学術大会(12月5~6日,会長=帝京科学大学看護学科教授・齋藤益子氏)のシンポジウム「性感染症,一次医療機関での実際-事件は現場で起こっている-」で述べた。