乳がん化学療法におけるペグフィルグラスチム,治療強度増強目的での投与も推奨
G-CSF適正使用ガイドライン改訂のポイント
2015年12月24日 11:00
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虎の門病院(東京都)臨床腫瘍科の高野利実氏は,ペグフィルグラスチムの導入によるG-CSF適正使用ガイドライン第1版から第2版への改訂のポイントについて,第53回日本癌治療学会学術集会(10月29〜31日,会長=京都大学座婦人科学産科学教授・小西郁生氏)の「G-CSF適正使用ガイドライン一部改訂にかかるコンセンサスミーティング」で解説し,「ペグフィルグラスチムの国内第Ⅲ相試験の結果や国内承認を受け,発熱性好中球減少症(FN)の予防や治療強度の増強を目的に,G-CSFをガイドラインの推奨どおり使用できるようになった」と述べた。