メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2016年 »  解説 »  SPRINT試験の結果を日本の高血圧診療に生かす

SPRINT試験の結果を日本の高血圧診療に生かす

楽木宏実氏に聞く

2016年01月13日 12:00

6名の医師が参考になったと回答 

楽木氏 脳卒中既往例や糖尿病患者などを除く心血管疾患(CVD)高リスクの高血圧患者を対象に,至適降圧目標を検証した大規模臨床試験SPRINTの結果が反響を呼んでいる。同試験では,現行の多くの高血圧治療ガイドライン(GL)が推奨する収縮期血圧(SBP)140mmHg未満を目指す標準降圧群に比べて,20mmHg低い120mmHg未満を目指す厳格降圧群において,心血管イベント25%,総死亡27%の有意なリスク減少が判明した(N Engl J Med 2015;373:2103-2116)。大阪大学大学院老年・総合内科学の楽木宏実氏は「臨床的に大きな意味を持つ」としつつも,「SBP 120mmHg未満,140mmHg未満という値を,そのまま日本の診察室血圧に当てはめて解釈してはならない」と注意を喚起する。SPRINTの結果を日本の高血圧診療に生かすポイントを,同氏に聞いた。

Systolic Blood Pressure Intervention Trial

…続きを読むにはログイン

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

グーグルマップに医療機関への不当な投稿問題、どう考える?

トップ »  医療ニュース »  2016年 »  解説 »  SPRINT試験の結果を日本の高血圧診療に生かす