高次脳機能障害者にとってスマホ操作が難しい原因とは?
2016年01月13日 07:05
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電子機器操作の特徴である同時・並列的処理には頭頂-後頭葉領域の視空間認知機能の関与が少なくない可能性が示唆された。左頭頂葉病変・機能低下とそれに伴う電子機器の操作困難が認められる失行では説明がつかない視空間認知障害を電子機器操作において呈した症例を検討した結果を上ヶ原病院(兵庫県)リハビリテーション科の砂川耕作氏らが第39回日本高次脳機能障害学会学術総会(2015年12月10~11日,会長代行=慶應義塾大学精神・神経科学教室教授・三村將氏)のシンポジウム「電子機器のリハビリテーション」で報告した。