がん患者の妊孕性温存に他科・他施設との連携
2016年01月21日 14:00
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がん患者の妊孕性温存(FP)を目的としたoncofertilityが生殖医療の一分野として確立されてきた。今後は,がん治療と生殖医療の専門家が連携してがん患者やがんサバイバーに対し,がん治療やoncofertilityについて正しく情報提供するためのネットワークの構築も課題となる。第33回日本受精着床学会総会・学術講演会(2015年11月26〜27日,会長=国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター教授・柳田薫氏)のシンポジウム「Oncofertilityの現状:他科,他施設との連携の実際」では,わが国における生殖補助医療(ART)専門クリニック,大学病院でのoncofertilityとがん・生殖医療ネットワークについての報告がなされた。