てんかん地域医療には医師間の連携がカギ
全国てんかんセンター協議会総会2016
2016年01月22日 14:30
4名の医師が参考になったと回答
厚生労働省は,2015年11月10日付で「てんかん地域診療連携体制整備事業」の対象となる8県(宮城県,栃木県,神奈川県,新潟県,静岡県,鳥取県,岡山県,広島県)を発表した。この中に含まれる宮城県では,東北大学病院は同年12月1日付でてんかん診療拠点施設としての業務委託契約を結ぶとともに,てんかんセンターを開設した。全国てんかんセンター協議会総会2016(1月9~10日,会長=東北大学大学院てんかん学分野教授・中里信和氏)のワークショップ「厚生労働省てんかん地域診療連携整備事業の元年」で,中里氏は同事業の取り組みを報告し,「限られた専門医と多くのプライマリ・ケア医との連携が極めて重要である」と強調した。