神澤輝実氏がLancetの膵臓がん"総括者"に
2016年02月18日 07:00
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日本人医師が膵臓がんに関する最新知見を総括したseminarがLancet 1月29日オンライン版に掲載された。Lancetが2015年から開始した新規プロジェクトは,幾つかの重要疾患に関して責任者を指名し,その疾患に関する最新知見をその責任者がseminarとしてまとめるというもの。今回のseminarでは,膵臓がんの責任者に指名されたがん・感染症センター都立駒込病院副院長で消化器内科部長の神澤輝実氏が,米・Johns Hopkins 大学のLaura D. Wood氏,東京医科大学消化器内科准教授の糸井隆夫氏,京都大学大学院外科学講座肝胆膵・移植外科分野の高折恭一氏らとともに膵臓がんの疫学,リスク因子,診断,治療に関する最新の知見をまとめた。