3.11から5年,岩手は"災害医療人"育成,子供も訓練
第21回日本集団災害医学会
2016年03月11日 07:15
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東日本大震災から5年目を迎えた被災地から,当時を振り返り,今後に向けた"逞しい"取り組みが第21回日本集団災害医学会総会・学術集会(2月27~29日,会長=山形県立中央病院副院長/救命救急センター副所長・森野一真氏)で報告された(関連記事)。岩手県における詳細な活動として,防災・危機管理に携わる"災害医療人"を"オール岩手"で育成する試み,さらに大規模災害発生時の福祉関連の取り組みの他,学校・地域で子供や保護者も参加し,津波以外の大規模災害を想定して実施している総合防災訓練についても発表された。