パテンシーカプセルの有害事象,回避可能な例も
使用実態調査J-POP研究
2016年03月22日 15:00
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小腸カプセル内視鏡(CE)検査の前に,消化管の開通性を評価するパテンシーカプセル(PC)。その使用実態調査J-POP研究の一次調査結果がGI Week(2月26~28日)の中で行われた第9回日本カプセル内視鏡学会学術集会(2月27~28日,会長=獨協医科大学医療情報センター長/教授・中村哲也氏)で発表された(関連記事1,関連記事2)。東京女子医科大学消化器内科の大森鉄平氏らは,そのうち有害事象(AE)に関する結果について報告。AEは2.37%で発生したが,PCの適正使用によりその多くは回避できるAEであることを示した。