クローン病の術後治療に抗TNFα抗体が有用
クローン病(CD)における腸管傷害は外科手術を要し,術後は内科・外科連携の下,速やかに維持療法に移行することが重要である。近年,術後維持治療に生物学的製剤(Bio)である抗TNFα抗体の有用性を示す複数の研究が報告されているが,国内外のガイドライン(GL)では術後維持療法におけるBioの位置付けはまだ定まっていない。東北大学病院消化器内科の永井博氏らは,CD術後の長期予後およびBioによる術後寛解維持療法の有用性を明らかにすることを目的に研究を行い,「術後の抗TNFα抗体投与は,予後不良と予想される症例に対する有効な治療手段になりうる」と第12回日本消化管学会総会学術集会(2月26〜27日,会長=獨協医科大学病院病院長/消化器内科主任教授・平石秀幸氏)で述べた。
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