統合失調症薬物GL、当事者・家族には難解
第11回日本統合失調症学会
2016年04月21日 10:45
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2015年9月に日本神経精神薬理学会から「統合失調症薬物治療ガイドライン(GL)」が発表された。同GLに「患者さんやご家族と専門家が治療について一緒に相談する際のひとつの資料」と記載されている点について、群馬大学病院精神科神経科の藤原和之氏は、記述の難解さから患者や家族が内容を理解して使用することは難しいのではないかと、第11回日本統合失調症学会(3月25~26日、会長=群馬大学大学院神経精神医学教授・福田正人氏)のシンポジウム「現場で求められる薬物療法ガイドライン」で述べた。