iPS細胞研究で難治性呼吸器疾患の解明へ
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺線維症などは呼吸不全に陥ることもある致死的な疾患であるが,未分化細胞から肺の上皮細胞への分化プロセスは多段階を経るので,誘導が困難とされてきた。こうした状況の下,京都大学大学院呼吸器内科の伊藤功朗氏は,ヒト人工多能性幹(iPS)細胞から肺胞上皮細胞や,異物排除の役割を担う線毛上皮細胞の分化・誘導が可能となったことを,第56回日本呼吸器学会学術講演会(4月8〜10日,会長=日本大学呼吸器内科学主任教授・橋本修氏)で報告した。
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