医師と患者で移植後QOL評価に差
同種造血幹細胞移植後の長期生存例
2016年04月22日 07:10
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わが国の同種造血幹移植例の増加を背景に,患者QOLの重要性が認識されつつある。日本造血細胞移植学会が主導する「本邦の同種造血幹細胞移植後長期生存成人患者におけるQuality of Lifeに関する調査研究」が実施された。詳細な解析結果が待たれるが,広島大学原爆放射線医科学研究所血液・腫瘍内科研究分野講師の大島久美氏は,患者と医師で一部のQOL評価に有意な開きがあったという結果の一部を,第38回同学会総会(3月3~5日,会長=名古屋第一赤十字病院副院長,血液内科部長・宮村耕一氏)の会長シンポジウムで紹介した。