ニーズを掌握し,PCATいざ,被災地支援へ
プライマリ・ケア連合学会が支援活動開始
2016年04月26日 14:50
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2011年3月11日の東日本大震災で発足した,日本プライマリ・ケア連合学会による医療支援プロジェクトPCAT(関連記事)。今回の熊本地震では,日本医師会による災害医療チーム(JMAT)の活動下で,発災直後から現地入りしている。2年間にわたる支援活動を行った東日本大震災に続き,今震災でもPCATを率いるのは同学会理事の大橋博樹氏〔多摩ファミリークリニック(川崎市)院長〕。同氏によると,発災から現時点(4月25日)までは現地のニーズを正確に把握するための期間であり,これから「中長期的な支援に入る」という。