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皮下脂肪が尿失禁を改善する未来

第104回日本泌尿器科学会総会

学会レポート | 2016.05.06 16:00

 尿道括約筋の機能障害による腹圧性尿失禁は,日本で約400万人の女性が罹患していると推計されている。その病因には括約筋骨格細胞や尿道平滑筋細胞の減少などが考えられており,再生治療は根本的治療法となる可能性がある。名古屋大学大学院泌尿器科学教授の後藤百万氏は,第104回日本泌尿器科学会総会(会長=東北大学大学院泌尿器科学教授・荒井陽一氏)で自己皮下脂肪組織由来再生細胞による治療を行った3例のうち,2例で失禁量と尿道括約筋機能が改善したことを報告。同治療法は低侵襲かつ3時間と短時間で行えることから,有望な括約筋再生治療になりうると展望した。なお,同治療法は第二種再生医療等技術に分類されている。

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