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痛みや疲労に特化したクリニックがオープン

 2016年05月16日 07:00

イメージ画像

 アンメット・メディカル・ニーズ(いまだ満たされていない医療ニーズ)として関節痛,痛み,疲労などが挙げられるが,これらの症状に対応する専門クリニック「東京リウマチ・ペインクリニック」がこのほど東京駅近くにオープンした。痛みや疲労に特化した新しいコンセプトのクリニックとして注目される。クリニックを経営する東京医科大学兼任教授の岡寛氏に聞いた。

続きを読む(読了時間:約 3 分) 

iPadでスムーズな問診,電子カルテで共有化を図る

 クリニックは東京駅から徒歩4分という利便性の高い場所にあり,診療フロアー面積は330m2と広い。室内は淡いグリーンを基調とし,精神的に安らげるよう配慮されている。待合室の他,初診対応室,診察室,説明室,超音波,心電図室などから構成,検査から治療までを一貫して行う空間となっている。

 初診の際は,専用の初診対応室でiPadを使用して問診。その内容は即座に電子カルテに反映され,スムーズな診療の流れにつながっている。

動画初診時におけるiPadを用いた問診

 知覚・痛覚定量分析装置(ペインビジョン®)や迅速CRP測定装置,腰椎・大腿同時骨密度測定装置など最新鋭の診断機器がそろえられ,患者にベストな治療プランが立てられるようになっている。

CRPと白血球数などを迅速に検査できる機器

動画腰椎・大腿同時骨密度測定装置を用いた診断

 肩凝りや腰痛には,標準薬物治療以外に,トリガーポイント注射,副作用の少ないノイロトロピン治療,漢方薬,スーパーライザーによる温熱治療などが用意され,適宜組み合わせて処方される。低侵襲磁気治療器も準備中。また,疲労に対しては,保険適応外になるが,ビタミンカクテル注射,ビタミンC大量点滴,カルチニン注射などの治療が可能となる。

温熱治療器のスーパーライザー

疼痛と疲労を包括した診療体制を目指す

 関節リウマチに対しては生物学製剤を中心に治療を行い,臨床的,構造的,機能的な寛解を目指す。中には,生物学的製剤を中止できた症例(バイオフリー)や治療を中止できた症例(ドラッグフリー)もあるという。

  同クリニックで扱う疾患は,①関節リウマチ②シェーグレン症候群③再発性多発軟骨炎(維持期)④慢性疼痛⑤広範囲慢性疼痛⑥線維筋痛症⑦慢性疲労⑧中等度以上の肩凝り⑨中等度以上の腰痛-などとしている。それぞれの治療には,保険診療の範囲内あるいは保健診療外(自由診療)が選択できる。 

 大学病院で30年間にわたり,リウマチ治療に携わってきた院長の岡氏は「QOLの向上を目指して患者さん1人1人に最適なテーラーメイドの医療を実践していきたい。その結果,患者さんがより良い生活を送れれば幸いだ」と述べている。

動画

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(伊藤茂)

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