メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  ニュース »  2016年 »  薬剤情報 »  副鼻腔炎や気管支炎にフルオロキノロン系薬はNG

副鼻腔炎や気管支炎にフルオロキノロン系薬はNG

FDA安全性情報

 2016年05月17日 07:05

イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images ※画像はイメージです

 米食品医薬品局(FDA)は5月12日,フルオロキノロン系薬に関する安全性情報を発出した。副鼻腔炎や気管支炎,合併症を伴わない尿路感染症の治療で,他に治療選択肢がない場合を除いて,重篤な副作用のリスクがベネフィットを上回るため,フルオロキノロン系薬の全身投与(経口薬または注射薬の使用)は行うべきではないとするFDAの見解が示された。

続きを読む(読了時間:約 0.5 分) 

重篤な副作用のリスクがベネフィット上回る

 現在,米国で承認されているフルオロキノロン系薬の経口薬または注射薬は,モキシフロキサシン,シプロフロキサシン,レボフロキサシン,オフロキサシンなど。FDAがこれらのフルオロキノロン系薬の安全性を評価した結果,同薬の全身投与は腱や筋,関節,中枢神経系などの障害に関連しており,さらにこうした重篤な副作用が恒久的に併発する可能性もあることが示されたという。

 これに基づき,FDAでは全てのフルオロキノロン系薬の全身投与薬の表示に「副鼻腔炎や気管支炎,合併症を伴わない尿路感染症の治療では,他に治療選択肢がない場合を除いて,フルオロキノロン系薬の全身投与による重篤な副作用のリスクはベネフィットを上回る」との情報を追加するよう求めている。

 また,患者に対しては「フルオロキノロン系薬の服用中に腱や筋肉,関節の痛みの他,ちくちくするような痺れや刺すような感覚,錯乱,幻覚などの重篤な副作用があった場合には,すぐに医療機関に連絡してほしい」と助言。一方,医療関係者に対しては,患者から重篤な副作用の報告があった場合には,直ちにフルオロキノロン系薬以外の抗菌薬に変更すべきとの見解を示している。

岬りり子

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

セミナー開催情報

ランキング

  1. 1

    世界の食事摂取基準を変える!新研究

  2. 2

    日本人での血漿ケトン体の変動は?

  3. 3

    昼寝の習慣がある人はMetS有病率が高い

  4. 4

    糖尿病患者は肝がん死亡率が高い

  5. 5

    世界的な認知症危機に緊急の対策を

  6. 6

    FDA、がん治療にバイオシミラーMvasiを初承認

  7. 7

    スタチン治療適格基準患者はがん高リスク

  8. 8

    エンパグリフロジンで急性腎障害の増加認めず

  9. 9

    日本発、糖尿病の多因子介入で新エビデンス

  10. 10

    FDA、ケイキサレートに安全性情報を発出

  11. アクセスランキング一覧 
  1. 1

    第一選択薬はメトホルミンか、GLP-1薬か

  2. 2

    マクロライドの光と影

  3. 3

    「抗炎症作用のみの薬剤」で動脈硬化予防

  4. 4

    片頭痛は前駆期にトリプタン系薬を開始、制吐薬を併用せよ!

  5. 5

    宮岡等氏がメンタル問題への対応を辛口批評

  6. 6

    カフェイン摂取でアナフィラキシー

  7. 7

    【寄稿】日本人に多い膵・胆管合流異常

  8. 8

    SGLT1+SGLT2阻害薬でHbA1cを改善

  9. 9

    日本発、糖尿病の多因子介入で新エビデンス

  10. 10

    <第17回>ADLなどに関係なく問題となる「高齢者の便秘」

  11. アクセスランキング一覧 

ホーム »  ニュース »  2016年 »  薬剤情報 »  副鼻腔炎や気管支炎にフルオロキノロン系薬はNG

無料会員登録で、記事が全文閲覧できます。

記事を読めば読むほどCapが貯まる貯めたCapで豪華商品プレゼントに応募!

アンケート調査にご協力いただくと謝礼をお支払い※謝礼が発生しないアンケートもございます

下記キャンペーンコードを登録時にご利用頂くと
1,000ポイントを進呈いたします。※医師会員のみ(既に登録済みの会員は対象外)

コード:P09503499有効期限:9月末まで