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うつ病治療の最先端「TMS」の研究施設開設

日本TMS研究研修センター

 2016年05月19日 19:00
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 抗うつ薬の副作用が懸念される中、非薬物療法への期待が高まっている。特に注目を浴びているのが、経頭蓋磁気刺激(TMS)療法だ。間もなく保険収載が予想されているこの治療法を、専門に行う施設「お茶の水うつ病クリニック」とともに5月10日、東京・御茶ノ水に「日本TMS研究研修センター」が開設された。その目的や活動内容などについて、同センター理事長の古賀良彦氏(杏林大学名誉教授)に聞いた。

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9月に研修会を開催

 8の字形コイルに電流を流すと磁場が生じ、それに伴って誘導電流が発生する。TMS療法は、その誘導電流で大脳皮質などを刺激し、脳機能のバランスを整える治療法。精神療法以外の非薬物療法として、国内外で大きな期待が寄せられている。古賀氏は、1990年代後半からTMS研究をリードしてきた第一人者だ。

 数々の研究によって効果が示されているTMS療法だが、日本では保険承認されていない(米国では2008年に認可)。また、たとえ保険収載されたとしても、TMS療法をよく理解していない医師が扱えば、TMSを有効に使えず患者に不利益をもたらすことも危惧される。

 日本TMS研究研修センターの役割は、TMS療法の普及に加え、こうした状況を防ぐべく、TMS療法に興味がある医師に正しい理解を促すこと。古賀氏や併設クリニック院長の石井久史氏らが講師となって、研修会も定期的に開いていくとしている。直近の開催予定は9月で、講義と実技を組み合わせたものになるという。

 古賀氏は「TMS療法の目的は、うつ病をきちんと治し切ること。その方法は完成しているわけではないが、併設クリニックなどで経験を重ねて磨き、逐次ノウハウを公開していきたい」と抱負を述べた。

 併設のお茶の水うつ病クリニックでは、光トポグラフィーや脳波計などによる検査から治療、評価までが実施可能。治療機としてのTMS装置を5台保有しており、複数の患者が同時に治療を受けることができる。自由診療ながら、1回2万円(初診時は3万5,000円)という低価格も魅力だ。

(小島領平)

  

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