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メトホルミン使用でビタミンB12欠乏

【海外短報】

 2016年05月23日 06:00

イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images ※画像はイメージです

 メトホルミンの使用がビタミンB12欠乏と関係することを示す研究結果が、米国の共同研究グループによりJ Clin Endocrinol Metab2016; 101: 1754-1761)に発表された。この報告は、米国内の27施設が参加したDiabetes Prevention Program(DPP)とDPP Outcomes Study(DPPOS)の二次解析結果に基づく。

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貧血と末梢神経障害の有病率も高い

 DPPでは空腹時血糖高値、耐糖能異常または過体重・肥満の1,073例をメトホルミン群、1,082例をプラセボ群にランダムに割り付け、3.2年間投与。その後のオープンラベルのDPPOSではメトホルミン群のみ服薬を継続し、両群を9年間追跡した。二次解析の主要エンドポイントはビタミンB12欠乏、貧血、末梢神経障害とした。血清ビタミンB12の測定は5年目と13年目に行った。

 その結果、5年目の測定におけるビタミンB12欠乏(203pg/mL以下)の頻度はプラセボ群の2.3%に対し、メトホルミン群では4.3%と有意に高かった(P=0.02)。一方、13年目の測定では有意差はなかった(5.4%対7.4%、P=0.12)。境界域(298pg/mL以下)まで含めた場合には、ビタミンB12低値の頻度は5年目、13年目ともメトホルミン群が高かった。また、メトホルミンの使用年数はビタミンB12欠乏リスクの上昇と関係していた。

 貧血と末梢神経障害の有病率はいずれもメトホルミン群で高かった。

(編集部)

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