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Bio中断に伴う結核関連IRIS、Bio再開も対策

第60回日本リウマチ学会総会・学術集会

2016年05月24日 13:25

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第60回日本リウマチ学会総会・学術集会レポート

 生物学的製剤(Bio)治療中に発症した結核の治療に際して、Bioの中断により細胞性免疫能の回復を介した免疫再構築症候群(immune reconstitution inflammatory syndrome;IRIS)を来すケースがあるという。日本医科大学大学院呼吸器内科学分野の田中徹氏は、腫瘍壊死因子(TNF)を標的としたBioを用いた治療中に発症したIRISの臨床像を分析。その結果から、「結核関連IRISに対する治療薬としてステロイドが用いられるが、ステロイド抵抗性の患者においては、中断していたBioを再開してIRISを制御できたケースがある」と,第60回日本リウマチ学会総会・学術集会(JCR2016,4月21~23日,会長=埼玉医科大学整形外科学教授・織田弘美氏)のシンポジウム「生物学的製剤投与と結核・ウイルス性肝炎の重症化-免疫再構築症候群」で報告した。

会場写真

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