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脳卒中急性期への低用量rt-PA、非劣性示せず

出血リスクは低下―ENCHANTED試験

2016年05月30日 07:00

4名の医師が参考になったと回答 

 アジア人は脳出血リスクが高く血栓溶解療法に際しても注意を要する。わが国では脳卒中急性期における遺伝子組み換え組織プラスミノーゲンアクチベータ(rt-PA)アルテプラーゼの低用量投与(0.6mg/kg)が承認されているが、これは単一群オープンラベル試験の結果に依拠している。このほど、低用量rt-PA治療の予後への影響を標準用量治療と比較したランダム化試験ENCHANTEDの結果がN Engl J Med(2016年5月10日オンライン版)に発表された。標準用量のrt-PAに比べて低用量では出血リスクが有意に低かったが、発症後90日時点での死亡・障害の発生に非劣性は認められなかった。

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