梅毒スクリーニングの勧告、USPSTF
高リスク群には3カ月ごとの検査を推奨
2016年06月13日 14:45
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米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)は梅毒の症候を認めない(妊婦を除く)成人および青年に対する梅毒スクリーニングの勧告を12年ぶりに改訂し、感染リスクが高い群に対する梅毒スクリーニングの実施を推奨した※。感染リスクが最も高い群としては、男性と性交をする男性(MSM)とHIV感染者を挙げ、これらの高リスク群に対しては3カ月間隔での検査が有効だとしている。この勧告全文はJAMA(2016; 315: 2321-2327)に発表され、同時にエビデンスレビューも公開された(JAMA 2016; 315:2328-2337 )。
※推奨度A:USPSTFはこのサービスを推奨しており、高い確実性で大きな純便益がある