大腸がんスクリーニング勧告を改訂、米専門委
スクリーニング受診率の向上が最重要課題
2016年06月22日 07:00
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米国予防医学専門委員会(USPSTF)は大腸がんスクリーニング勧告を2008年以来8年ぶりに改訂した。「大腸がんスクリーニングは50歳より開始し75歳まで継続すべき(推奨度A)」、「76~85歳に対する大腸がんスクリーニング実施の決定は患者の全般的健康状態と過去のスクリーニング歴を考慮しつつ個別に下すべき(推奨度C)」と勧告した。その一方で、今回は最適なスクリーニング法に関する提案は見送られることとなった。勧告の全文はJAMA(2016年6月15日オンライン版)に発表された。