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PCV13でカバーできない多剤耐性肺炎球菌

2歳未満で多く要注意

2016年07月02日 07:00

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 国内では、2010年に7価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV7)が小児の任意接種として導入、2013年4月には定期接種化され、同年11月に13価結合型ワクチン(PCV13)への切り替えが行われた。東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科の小澤大樹氏らは、小児急性中耳炎に対するPCV7の影響を検討するために、PCV7定期接種期間中に3歳以下の症例から分離された肺炎球菌を収集して解析を行ったところ、「PCV13でもカバーできない血清型15Aの多剤耐性肺炎球菌が2歳未満で多く同定された。今後、血清型15Aによる難治性急性中耳炎が増加する可能性がある」と、第117回日本耳鼻咽喉科学会通常総会・学術講演会(5月18~21日、会長=名古屋市立大学耳鼻咽喉・頭頸部外科教授・村上信五氏)で警鐘を鳴らした。

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