心リハで糖尿病合併冠動脈疾患の予後が改善
2016年07月13日 07:00
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心臓リハビリテーション(以下、心リハ)は、心血管疾患患者が快適で質の高い生活を送るための総合プログラムである。順天堂大学大学院循環器内科学先任准教授の島田和典氏は、心リハ実施により糖尿病合併冠動脈疾患患者の予後が改善するなどの有効性を第59回日本糖尿病学会年次学術集会(5月19〜21日、会長=京都大学大学院糖尿病・内分泌・栄養内科学教授・稲垣暢也氏)のシンポジウム「運動療法の現在と未来」で紹介した。その一方で、糖尿病患者は運動耐容能が低いなどの問題点も指摘した。