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"深い持続的鎮静"によらない苦痛からの解放

CDS施行率0.05%の東札幌病院の取り組み

学会レポート | 2016.07.15 07:00

照井健氏  がん患者の耐え難い苦痛に対する緩和医療としてしばしば行われる鎮静のうち、中止時期を定めずに深く意識を低下させる"深い持続的鎮静(CDS)"は、安楽死との明確な区別が付かないと問題視されることもあり、倫理的問題として長らく議論の対象となってきた。6月17~18日に開かれた第21回日本緩和医療学会学術大会(大会長=京都府立医科大学疼痛・緩和医療学講座教授・細川豊史氏)のシンポジウム「鎮静」で、自院での最近のCDS施行率が0.05%と極めて低いことを明らかにした東札幌病院院長の照井健氏は、最新の緩和医療やトータルケアの実施でがん患者が苦痛から解放されうるとし、「QOLをゼロにするCDSは、医療の目的とは反対の行為だ」と述べた。(読み解くためのキーワード:深い持続的鎮静

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