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欧州委、ペムブロリズマブの適応拡大を承認

PD-L1陽性の進行性非小細胞肺がんで

2016年08月08日 10:35

 米・Merck社(MSD)は8月2日、免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブ(商品名:KEYTRUDA)の「PD-L1(programmed death-ligand 1)陽性の進行性非小細胞肺がん(NSCLC)」に対する適応を欧州委員会が承認したと発表した。欧州では2015年7月の「進行性、転移性または切除不能の悪性黒色腫」に続く承認であり、米食品医薬品局(FDA)からも既に両方の適応を得ている。国内では両適応とも承認申請の段階だが、抗PD-1(programmed death 1)抗体薬として先行する小野薬品工業/米・ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のニボルマブ(商品名:オプジーボ)が既に両適応の承認を取得しており、抗PD-1抗体薬をめぐる両陣営の今後の戦略が注目される。

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