メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  ニュース »  2016年 »  薬剤情報 »  ニボルマブ、未治療NSCLCで効果示せず

ニボルマブ、未治療NSCLCで効果示せず

 2016年08月09日 14:50
プッシュ通知を受取る

 米・ブリストル・マイヤーズスクイブ社は8月5日、PD-L1発現レベルが5%以上の未治療の進行期非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としたニボルマブ(商品名:オプジーボ)の単剤療法を評価するCheckMate-026試験において、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の延長を達成しなかったことを発表した。

続きを読む(読了時間:約 1 分) 

併用療法の試験を実施中

 非盲検ランダム化第Ⅲ相試験であるCheckMate-026試験は、541例の進行期NSCLC患者を対象に①ニボルマブ3mg/kgを2週間ごとに投与②治験担当医が選択した化学療法薬(扁平上皮がんではシスプラチン+ゲムシタビン、カルボプラチン+ゲムシタビン、カルボプラチン+パクリタキセルのいずれか、非扁平上皮がんではシスプラチン+ペメトレキセド、カルボプラチン+ペメトレキセドのいずれか)を投与−の2群に割り付け、主要評価項目をPFSとして病勢進行や忍容できない毒性が認められるまで、または6サイクルが完了するまで投与された。その結果、ニボルマブ単剤群は既存の化学療法薬群のPFSを上回ることができなかった。

 同社最高経営責任者(CEO)のGiovanni Caforio氏は「未治療の患者集団で主要評価項目を達成できなかったことは残念だが、現在PD-L1発現陽性患者におけるニボルマブとイピリムマブ(商品名:ヤーボイ)の併用療法、PD-L1発現陰性患者における同併用療法およびニボルマブと化学療法との併用の可能性を検討する第Ⅲ相試験CheckMate-227が実施中で、同試験を含めた総合的な開発プログラムで今後も患者の予後改善に貢献していきたい」と述べている。同社は、今後CheckMate-026試験のデータを全評価し、結果の公表について治験担当医師と検討するとしている。

 現在、海外では同社が膠芽腫、小細胞肺がん、尿路上皮がん、肝細胞がん、食道がん、大腸がん、固形がん、血液がんなどを対象に、ニボルマブ単剤または他の薬剤との併用療法による臨床試験を実施中。一方、日本では小野薬品工業が根治切除不能な悪性黒色腫、切除不能な進行再発のNSCLCに対する同薬の承認を取得しており、腎細胞がん、ホジキンリンパ腫、頭頸部がんについても承認申請済み。胃がん、食道がん、小細胞肺がん、肝細胞がん、膠芽腫、卵巣がん、尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫、胆道がんなどを対象とした臨床試験を実施中である。

(慶野 永)

  

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

ワンクリックアンケート

制服(白衣、オペ着など)にこだわりはありますか?

ホーム »  ニュース »  2016年 »  薬剤情報 »  ニボルマブ、未治療NSCLCで効果示せず

MedicalTribuneウェブへようこそ
ご利用は完全無料です

今、会員登録いただくと
もれなく1,000ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

P12504379 有効期限:12月末まで