来年の総合診療専門医は家庭医療研修に
プライマリ・ケア連合学会が総合診療領域を支援
2016年08月31日 07:25
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新専門医制度は、当初の開始予定であった2017年度から1年先送りして2018年度から19領域を一斉にスタートさせる見通し。そうした中、日本専門医機構(以下、機構)は、2017年度の総合診療専門医を目指す専攻医予定者に対して、日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医を取得することを勧めており、同時に家庭医療専門医を目指す研修医が不利益を被らない措置を講じていくとしている。これを受けて日本プライマリ・ケア連合学会は8月27日、「総合診療専門研修プログラムの延期に関する説明会」を開催。同学会理事長である豊泉会丸山病院(福岡県)理事長の丸山泉氏、同学会副理事長である北海道家庭医療学センターの草場鉄周氏らは、総合診療専門医を目指す医師には同学会の家庭医療専門研修プログラムなどでサポートしていくことなどを示した。