新専門医認定証は学会と機構の連名に
2016年09月13日 16:00
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日本専門医機構(以下、機構)は9月7日に記者会見を開き、同日に開催された機構理事会において、機構の重要な3つの実務となる①専門医の認定・更新②専門研修プログラムと研修施設の評価・認定③サイトビジット(研修施設の実地調査)-の実施に当たっての方向性を決定したと発表した。従来は新専門医の認定・更新は機構が主体となり審査・認定するとしていたが、学会と協同して行う方針に転換した。専門研修プログラムと研修施設の評価・認定についても学会と協同するなど、新専門医制度において機構が一手に握っていた審査・評価・認定などの決定権を学会にも委ね、協同を重視する方向性が明確になってきた。また、基本問題検討員会、財務委員会など機構の6つの各種委員会を構成する委員を選出し、体制を固めたと発表した。