メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  ニュース »  2016年 »  臨床医学 »  急性脳梗塞での胸部X線が治療開始を遅延

急性脳梗塞での胸部X線が治療開始を遅延

【海外短報】

 2016年09月15日 07:00
プッシュ通知を受取る

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 急性脳梗塞患者に対する静注血栓溶解療法前の胸部X線撮影(CXR)がdoor-to-needle time(病院到着から血栓溶解療法開始までの時間)を延長する要因になっていると、米・Wayne State UniversityのグループがNeurology2016; 87: 782-785)に発表した。

続きを読む 

静注血栓溶解療法の開始後に行うのが適切

 同グループは、急性脳梗塞患者615例を対象とした多施設共同試験のデータを用いて、静注血栓溶解療法前にCXRを施行した患者と非施行患者の特徴を比較した。また、CXRとdoor-to-needle timeとの関係を評価した。

 615例中243例で静注血栓溶解療法前にCXRが行われていた。静注血栓溶解療法前にCXRを受けた群は同療法後にCXRを受けた群と比べ、入院時に神経学的欠損が見られる割合が高く、呼吸数が多く、door-to-needle timeが長かった。入院後24時間以内の心肺有害事象の発現率、7時間までの気管内挿管率、院内死亡率は両群間で差はなかった。

 静注血栓溶解療法前CXR施行群は非施行群と比べdoor-to-needle timeが有意に長かった(75.8分対58.3分、P=0.0001)。ロジスティック回帰分析の結果、CXRの施行は、60分以上のdoor-to-needle time延長と独立した関係を示した(オッズ比2.78、95%CI 1.97〜3.92、P=0.00001)。

 同グループは「静注血栓溶解療法が禁忌となるような重篤な心肺状態でない限り、CXRを施行する場合は静注血栓溶解療法開始後に行うべきである」としている。

(編集部)

  

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

セミナー開催情報

ワンクリックアンケート

開幕直前の平昌五輪!金メダルを期待する競技は?応援している選手名や五輪にまつわる思い出があれば教えてください。

ランキング

  1. 1

    結局、COPDにスタチンは効くのか?

  2. 2

    漢方薬の保険外しに学会が反論

  3. 3

    【続報】北米のO157感染

  4. 4

    ピオグリタゾンで糖尿病患者の痛風減少

  5. 5

    「健康番組」先取り(1/10~/15)

  6. 6

    【こぼれ話】カフェインの話

  7. 7

    【働き方改革】まず医師法改正か

  8. 8

    "温めて薄くする"喘息治療

  9. 9

    開幕直前の平昌五輪!金メダルを期待する競技は?応援している選手名や五輪にまつわる思い出があれば教えてください。

  10. 10

    小児の自制心、遺伝的影響は?

  11. アクセスランキング一覧 
  1. 1

    大きく変わった糖尿病薬アルゴリズム

  2. 2

    漢方薬の保険外しに学会が反論

  3. 3

    がんに匹敵する"都民病"

  4. 4

    【川口浩】健康寿命至上主義でよいのか

  5. 5

    アーモンド+チョコでLDL-Cが低下

  6. 6

    運動には高糖質か、低糖質・高脂質か

  7. 7

    「冷蔵庫マザー」説には本来的な批判を

  8. 8

    心電図の左室肥大は難し過ぎる?

  9. 9

    「当直なのに宿直扱い?!」

  10. 10

    がん関連VTEでDOACの非劣性示す

  11. アクセスランキング一覧 

ホーム »  ニュース »  2016年 »  臨床医学 »  急性脳梗塞での胸部X線が治療開始を遅延

MedicalTribuneウェブへようこそ

ご利用は完全無料です。
今、会員登録いただくと
もれなく1,000ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

P01504690 有効期限:1月末まで