患者の知識レベルは意外と高い!?
医学用語の誤解率を孫大輔氏らが調査
2016年09月20日 07:15
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医療者が日常的に使う医学用語が、市民や患者には正しく理解されていないといわれている。しかしながら、その実態は大きく異なるようだ。当サイトの「家庭医そんそんの『対話』のススメ」でおなじみの東京大学医学教育国際研究センター講師・孫大輔氏らがプライマリケアで用いられる医学用語に関して、医療者と市民・患者における認識のギャップを調査した結果が、第8回日本ヘルスコミュニケーション学会(9月10日)で報告され、医療者の予測に反して、市民・患者の医学用語に対する知識は意外に高いことが示唆された。