陽圧治療レスポンダーで成績良好
心不全の睡眠時無呼吸に対する陽圧治療
2016年09月23日 07:10
急性・慢性心不全の睡眠時無呼吸に対する陽圧治療は、レスポンダー群における成績は悪くないが、薬物治療後に中枢性無呼吸が残存した低心拍出量の慢性心不全症例では、リスクが高くなる可能性があるため注意を要する。聖マリアンナ医科大学東横病院健康診断センターセンター長の長田尚彦氏は第22回日本心臓リハビリテーション学会(7月16~17日)のシンポジウム「包括的心臓リハビリテーションの未来~新たな予防心臓病学を見据えて」で報告した。