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小児・思春期うつ病に対する抗うつ薬に限界

【海外短報】

 2016年09月25日 07:00
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 小児と思春期のうつ病に有効な抗うつ薬はほとんどないことを示すメタ解析結果が、英国のグループによりLancet2016; 388: 881-890)に発表された。

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プラセボを上回る改善が得られたのは1剤のみ

 小児と思春期のうつ病に薬物療法を行うべきかどうか、抗うつ薬を投与する場合にどの薬剤を優先すべきかについては議論がある。同グループは、2015年3月までの医学電子データベースを検索。小児および思春期のうつ病の急性期治療における抗うつ薬の有効性と安全性を検討したランダム化比較試験のメタ解析を行った。

 解析対象は34試験で、患者数は計5,260例であった。これらの試験では14種類の抗うつ薬(アミトリプチリン、citalopram、クロミプラミン、デュロキセチン、desipramine、エスシタロプラム、イミプラミン、fluoxetine、ミルタザピン、nefazodone、ノルトリプチリン、パロキセチン、セルトラリン、ベンラファキシン)が用いられていた。

 解析の結果、プラセボと比べ有意な症状改善が認められたのはfluoxetine(標準化平均差-0.51、95%CI -0.99〜-0.03)のみであった。忍容性に関しても、fluoxetineはデュロキセチンやイミプラミンより優れていた。デュロキセチン、イミプラミン、ベンラファキシンは、プラセボと比べ有害事象による中止率が有意に高かった。

 この結果を踏まえ、同グループは「小児と思春期のうつ病治療に抗うつ薬が明らかな便益をもたらすとはいえないが、薬物療法を考慮するとしたらfluoxetineが最善の選択肢だろう」としている。

(編集部)

  

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