iPS細胞を用いて三次元的心臓組織を構築
2016年09月28日 07:10
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iPS細胞のヒトでの実用化が期待されているが、京都大学iPS細胞研究所・増殖分化機構研究部門教授の山下潤氏はiPS細胞を用いた心臓再生治療について先頃東京都で開かれた生命科学フォーラム(後援:大正製薬)で講演。自身の開発したヒトiPS細胞由来心臓組織シートが移植によりシートの生着と血管新生の促進が認められたことから、現状で心移植しか治療法がない重症心筋症に対する治療の1つとして有望であることを示した。