持効型インスリン製剤3剤の比較
BEGINとEDITION のメタ解析
2016年09月29日 07:05
持効型インスリン製剤に関する一連のランダム化比較試験BEGINとEDITIONのメタ解析の結果をフランス・Assistance publique - Hôpitaux de Paris, Hôpital BichatのRonan Roussel氏らが欧州糖尿病学会(EASD2016、9月12~16日、ミュンヘン)で報告した。2型糖尿病患者においてインスリン デグルデク(IDeg)の低血糖リスクがインスリン グラルギン100U/mL(Gla-100)より低いのは夜間のみで、24時間を通した低血糖リスクは両製剤で同等、HbA1c改善効果はGla-100の方がわずかに優れていた。一方、インスリン グラルギン300U/mL(Gla-300)のHbA1c改善効果はGla-100と同等で、低血糖リスクは昼夜を問わずGla-100より低いことが明らかになった。