メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  ニュース »  2016年 »  健康・公衆衛生 »  日本でも指定成分含む薬用せっけん規制へ

日本でも指定成分含む薬用せっけん規制へ

1年以内に代替製品への切り替え促す

 2016年10月04日 13:50
プッシュ通知を受取る

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 厚生労働省は9月30日、トリクロサンなど19種類の殺菌作用を有する成分が含まれる薬用せっけんの切り替えを促すと発表した。9月2日に米食品医薬品局(FDA)が同成分が含まれる製品の販売を禁止すると発表したことを受け、わが国でも業界団体が会員の製造販売企業各社に同成分を含有する製品を代替製品に切り替えるよう要請していた。同省はこの取り組みを促すため、1年以内に切り替えるための承認申請を求めるとしている。

続きを読む(読了時間:約 1 分) 

約800品目が承認、健康被害の報告なし

 19種類の成分()は殺菌作用があるとされ、固形せっけんや液体ハンドソープ、歯磨き粉などに使用されている。しかし、長期間の使用による抗菌薬耐性菌の発生や甲状腺および生殖ホルモンへの悪影響が指摘されていたことを受け、FDAが調査を実施。収集したデータを検証した結果、通常のせっけんによる手洗いと比べて感染症の予防に優れるとのエビデンスはないことが分かったとして、9月2日、1年以内に同成分が含まれる製品の販売を中止するか、同成分が含まれない製品に切り替えることを求める声明を発表した。

 これを受け、日本化粧工業連合会と日本石鹸洗剤工業界は、同成分を含有する薬用せっけんについて、同成分を含有しない製品への切り替えに取り組むよう会員企業に要請していた。厚生労働省は、この取り組みを促すために、製造販売企業に対して流通する製品の把握と、製品を1年以内に代替製品に切り替えるための承認申請を求めるとしている。

 なお、日本国内で承認された同成分を含有する薬用せっけんは、現在流通していない製品も含めて約800品目に上るが、これらの製品に関連した健康被害は報告されていないという。



(岬りり子)

  

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

ワンクリックアンケート

自分の病院の外来にかかっていますか?(医師会員からの投稿)

ランキング

  1. 1

    SGLT2阻害薬で変動するがんリスク

  2. 2

    喘息でない咳にも吸入ステロイド!?

  3. 3

    生物学的製剤治療中は髄膜炎に注意

  4. 4

    糖尿病初診時に膵がんを見逃すな

  5. 5

    快刀乱麻 医師拷問死事件で判決

  6. 6

    324種の遺伝子を一度で検査、米承認

  7. 7

    【Essay】「数の論理」が通用する世界?

  8. 8

    新専門医、大都市圏で定員調整完了

  9. 9

    自分の病院の外来にかかっていますか?(医師会員からの投稿)

  10. 10

    「中皮腫細胞診断の手引き」が公表

  11. アクセスランキング一覧 
  1. 1

    呼吸器学会が新型たばこを「非推奨」

  2. 2

    コーヒー摂取による害と益の分水嶺

  3. 3

    高血圧の定義を130/80に厳格化

  4. 4

    【離島医最終回】「釣り針」の抜き方

  5. 5

    SGLT2阻害薬に初発予防効果はあるか

  6. 6

    BP製剤とSERMの直接比較の結果が発表

  7. 7

    ASCOが"危険な飲酒"に声明

  8. 8

    デュロキセチンによる疼痛治療の注意点

  9. 9

    新旧骨形成促進薬の対決

  10. 10

    セックス中の心停止例の実態調査

  11. アクセスランキング一覧 

ホーム »  ニュース »  2016年 »  健康・公衆衛生 »  日本でも指定成分含む薬用せっけん規制へ

MedicalTribuneウェブへようこそ
ご利用は完全無料です

今、会員登録いただくと
もれなく1,000ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

P12504887 有効期限:12月末まで