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炎症性腸疾患で血液がん発症が上昇

【海外短報】

 2016年10月07日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 炎症性腸疾患(IBD)患者は一般集団と比べ血液がんの発症率が高いことを示すデータが、台湾のグループによりAm J Gastroenterol2016; 111: 1313-1319)に発表された。

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がん全体のリスク上昇は認められず

 IBDとがんとの関係は、特にアジア人では明らかにされていない。同グループは、1998〜2012年の台湾の医療データベースを用いて、IBD患者のがんリスクを検討した。

 登録されていたがん既往歴がないIBD患者は3,348例〔クローン病(CD)685例、潰瘍性大腸炎(UC)2,663例〕。2013年まで追跡し、一般集団と比較したCDおよびUC患者のがん全体と部位別がんの標準化罹患比(SIR)を算出した。

 その結果、CDおよびUC患者ともがん全体のリスク上昇は認められなかった。一方、部位別の解析ではCDおよびUC患者の両方で血液がんのリスクが有意に高く、SIRはCD患者が14.08(P<0.01)、UC患者が2.51(P=0.02)であった。

 CDおよびUC患者とも、結腸直腸がんの有意なリスク上昇は見られなかった。

(編集部)

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