膵がん治療でオピオイド"節約効果"
IASP 2016、スペイン研究で示唆
2016年10月17日 07:15
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しばしば激痛を経験する膵がん患者への疼痛治療において、神経障害性疼痛緩和薬は有効かー。横浜で開催された第16回国際疼痛学会(IASP 2016、9月26〜30日)において、スペイン・Hospital Del Mar麻酔科疼痛班のChristian Dürsteler氏らによる研究の中間報告が行われた。報告によると、オピオイドなどを用いたがん疼痛緩和治療の標準治療に神経障害性疼痛緩和薬プレガバリンを追加したところ、オピオイドの投与量が大幅に軽減されたという。