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PPI投与で肝硬変の肝性脳症が増加

【海外短報】

 2016年10月19日 07:00
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 肝硬変患者のプロトンポンプ阻害薬(PPI)使用は肝性脳症(HE)と特発性細菌性腹膜炎(SBP)発症の危険因子であると、デンマークのグループがHepatologyの(2016;64:1265-1272)に発表した。

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 PPIは肝硬変患者のHEリスクを高める可能性があり、SBPの原因にもなりうる腸内細菌のトランスロケーションが関係する可能性が考えられている。同グループは、腹水合併肝硬変患者の腹水管理にsatavaptan(バソプレシンV2受容体拮抗薬)を1年間投与した3試験のデータを用いて、PPI使用とHE、SBP発症との関係を検討した。

 3試験の患者数は計865例で39%が登録時に、52%が試験期間中のいずれかの時点でPPIを使用していた。全体のHE発症数は189例で、1年間のHE発症リスクは登録時PPI非使用群の25%に対し、使用群では31%だった。

 解析の結果、交絡因子補正後のPPI非使用群と比較した現使用群のHE発症ハザード比(HR)は1.36(95%CI 1.01〜1.84)で、特に顕性HEではHRが1.88(同1.21〜1.91)と高かった。SBPの発症数は86例で、PPI非使用群と比較した現使用群のHRは1.72(同1.10〜2.69)であった。

 同グループは「これらの結果は、PPIによる腸内細菌トランスロケーション仮説と一致する」と結論付けている。

(編集部)

  

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