がん患者が薬剤師に求めるもの
“的確かつ配慮された情報”には現状より高い支払いもOK
2016年10月20日 07:05
薬剤師の服薬説明は患者の役に立っているのだろうか−。東京医科大学病院薬剤部の東加奈子氏らが、がん患者が薬剤師に求めていることを調査した結果、がん患者は"提供される情報の質"を重視し、"的確かつ配慮された情報を提供する薬剤師"を強く求めており、そのためには現状より高い金額を支払ってもよいと考えていることが分かった。同氏は「患者が困っていることを解決するために医療がある。薬剤師ができる服薬説明もその一翼を担うことができ、患者のQOL向上に役立つと考えている」と述べている。