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「輸血用血液は新鮮が良い」を否定

3万例超の国際多施設共同RCT

 2016年10月26日 14:55
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イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 わが国では輸血用の赤血球製剤の使用期限は採血後21日間と定められているが、欧米では42日間とされている国が多い。しかし、採血されてから間もない「新鮮な」製剤を輸血した患者に比べ、使用期限内でも保存期間が14日以上経過した使用期限の迫っている「古い」製剤を輸血した患者では、死亡リスクが高かったとする観察研究が報告されて以来、保存期間の長短による生命予後への影響が数々の臨床試験で検討されてきた。こうした中、カナダ・McMaster UniversityのNancy M. Heddle氏らは、これまでで最大規模のランダム化比較試験(RCT)となるINFORM試験を実施。その成績をN Engl J Med2016年10月24日オンライン版)で報告した。4カ国6施設で登録された輸血を必要とする入院患者約3万例を対象とした同試験では、新鮮な赤血球製剤を使用した「短期保存群」と、使用期限内だが古い製剤を使用した「長期保存群」との間に院内死亡率の差は認められなかったという。

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