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葉酸追加がCKD患者の腎機能低下を抑制

【海外短報】

 2016年11月05日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 ACE阻害薬への葉酸の追加が慢性腎臓病(CKD)患者の腎機能低下の抑制に有用であることを示す大規模試験の結果が、中国のグループによりJAMA Intern Med2016 ; 176:1443-1450)に発表された。

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 この知見は、成人高血圧患者を対象とした脳卒中初発予防試験(China Stroke Primary Prevention Trial;CSPPT)における腎の転帰に関するサブ研究から得られた。

 CSPPTの対象は推算糸球体濾過量(eGFR)30mL/分/1.73m2以上の成人高血圧患者1万5,104例で、軽症〜中等症のCKD合併患者1,671例が含まれた。試験ではエナラプリル10mg/日服用群に7,559例、エナラプリル10mg+葉酸0.8mg/日服用群に7,545例をランダムに割り付けた。

 主要評価項目はCKDの進行とし、登録時のeGFRが60mL/分/1.73m2以上の場合はeGFRが30%以上の低下または60mL/分/1.73m2未満への低下、60mL/分/1.73m2未満の場合にはeGFRの50%以上の低下もしくは末期腎不全の発症と定義した。副次評価項目は主要評価項目に加え全死亡、腎機能の急速な低下、eGFR低下率、およびこれらの複合イベントとした。

 追跡期間の中央値は4.4年で、主要評価項目の発生はエナラプリル単独群が164例、葉酸併用群が132例だった。葉酸併用群はエナラプリル単独群と比べCKDの進行リスクが21%低く〔オッズ比(OR)0.79〕、年間のeGFR低下率が有意に低かった(1.28%対1.42%、P=0.02)。

 CKD合併患者では葉酸併用群で主要評価項目(OR 0.44)、腎機能の急速な低下(同0.67)、複合イベント(同0.62)のリスクが有意に低下し、年間のeGFR低下率でもエナラプリル単独群との有意差が確認された(0.96%対1.72%、P<0.001)。一方、CKD非合併患者では主要評価項目の発生に群間差はなかった。

(編集部)

  

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