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本庶佑氏が京都賞を受賞

抗体の機能性獲得機構解明とPD-1/PD-L1分子発見の功績で

 2016年11月11日 18:30
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 京都大学名誉教授の本庶佑氏ら3氏が、第32回(2016)京都賞を受賞した。11月10日、国立京都国際会館で授賞式が行われ、メダルとディプロマ(賞状)が贈呈された。

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新しいがん免疫療法に道を拓く

 京都賞は、科学や文明の発展、人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した人々の功績を讃えるために贈られる国際賞。「先端技術部門」「基礎科学部門」「思想・芸術部門」の3部門があり、毎年、各部門に1賞ずつ贈られる。京セラ名誉会長・稲盛和夫氏が理事長を務める公益財団法人稲盛財団が運営する。

 本庶氏は基礎科学部門での受賞。受賞理由は、①抗体遺伝子のクラススイッチ組み換え機構とそこに働く活性化誘導シチジンデアミナーゼを同定して、体細胞超突然変異を含む抗体の機能獲得メカニズムを解明したことと②PD-1/PD-L1分子の同定と機能解析により、新しいがん免疫療法に道を拓いたこと。これらの研究成果は広く医学・生命科学に影響を及ぼすとともに医療へと展開され、人類の福祉に多大な貢献を果たしたと評価された。

「好奇心を大切にサイエンスに取り組んでほしい」

 授賞式後に行われた記者会見で、本庶氏は「このような素晴らしい賞をいただき、感激の一言。『基礎科学をやっていても、がんの特効薬の開発ができることがある』ということを、世の中の人に知ってもらえる機会になったと思う。基礎科学研究者の励みになればうれしい」とコメントした。

 また、「サイエンスは、何かしたいということから出発する。その際は必ずしも何かに役立てたいと考える必要はない。研究を進めていく中で、役立つことが出てくる。ぜひ、好奇心を大切にしてサイエンスに取り組んでほしい」と若い世代にエールを送った。

 先端技術部門では、ロボット工学者の金出武雄氏(米国カーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授)、思想・芸術部門では哲学者のマーサ・クレイヴン・ヌスバウム氏(シカゴ大学エルンスト・フロインド法学・倫理学特別功労教授)が選ばれた。

            撮影に応じる金出氏、本庶氏、ヌスバウム氏

 なお、過去にはノーベル生理学・医学賞受賞者の大隅良典氏(東京工業大学栄誉教授)や山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長)も、京都賞を受賞している。

(長谷部弥生)

  

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